キャリアアップするほど感じる、風通しの良さ
お二人が現在の役職に就いたのは、いつからでしょうか。
川又- 私が2024年の10月からです。
岡田- 私は2023年からです。
入社して間もない頃は、いわゆるウエディングプランナーとして施行担当になりますよね。そのあとは、お客様へ会場をご提案する新規担当を経て、マネジメント職になります。このキャリアアップをどう感じていますか?
川又- やっぱり、結婚式の施行担当時はプランナーとしてのやりがいがありますよね。幸せな新郎新婦様の輝く瞬間を創り上げることに達成感があります。道筋としては、施行、新規、管理職と徐々に数字のことを意識するようになるキャリアアップだと感じています。岡田さんはどうですか?
岡田- その通りだと思う。自分の場合は、キャリアのその時々に壁というか課題が現れてきて。それを乗り越えてみようと思ってきたら、いつの間にか支配人になっていたかな。この肩書きになったばかりとあってか、まだまだ、わからないことばかり。自分一人でできることがどんどんなくなって、周りのスタッフに協力をお願いする立場になってきたから、どうすれば心地良くみんなに協力してもらえるかが、今の壁だと感じているよ。でも、自分は現場よりもマネジメント職のほうが向いていると思う。施行担当の時もうれしい瞬間はいっぱいあったけど、管理職になるとメンバーの数だけ成長してもらえる喜びがあるというか。
川又- 成長の喜びですか。確かに後輩の成長はうれしいです。ところで、支配人になると、誰に頼れるんですか? 本部の人ですか?
岡田- 本部の人が、しっかりサポートしてくれるよ。現場出身の人だから、自分たちの気持ちをちゃんと理解してくれているなと感じる。川又さんみたいに現場で支えてくれるマネジメント職の人もいるしね。感謝しています。川又さんも、将来的には支配人を目指しているの?
川又- そうですね、ゆくゆくは……! ただ、ステップアップを考えると次の役職が副支配人じゃないですか。なので、まずは副支配人になりたいなと思っています。今、マネージャーになって2年目で、まだまだ覚えることがいっぱいなんです。初めてのマネジメント職は難しいです。岡田さんみたいに、攻めの姿勢でいろいろと提案できる支配人になりたいです。
岡田- 提案というのは、披露宴会場の改装のこと? このページを読んでいる方に向けて説明しますと、実は会場の一つを用途の変更をしようという計画があったのですが、経営陣にプレゼンをして、当初その計画をしていた会場から別の会場に変えてもらいました。支配人目線で言うと思い出のある会場でもあり、売り上げにもつながる会場だったので、どうしても残しておきたくて。
川又- それが、支配人に着任して数ヶ月での出来事だったので、猪突猛進型というか行動力のある人だなと思って、尊敬したんです。それだけじゃないですよ。いろいろと仕事の相談にも乗ってくれますし。
プレゼンですか。現場のスタッフ間はもちろん、現場と本部の風通しがいいんですね。
岡田- それは感じます。僕を含めた管理職の人間は月に3回は会議で経営陣に会って、オーナーに直接話せるので。そうすると、困っていることに対して、アドバイスをしてもらえるんです。現場を大切にしてくれる会社だと感じます。
川又- 相談すると、本部の人がすぐにアクションを起こしてくれますよね。私たちが働く場には業界では珍しく社員食堂があります。そこにはウォーターサーバーがあるのですが、よくばって私は事務所にもほしいので、今度お願いしたいと思っています(笑)

仲間と結婚式を創るのが今も楽しい
管理職になると、どうしても経営のことを考えないといけなくなりますが、今でもこの仕事は楽しいですか?
岡田- 新郎新婦様の結婚式のお手伝いができるのはもちろん、僕は仲間と一つのものを創り上げるのが好きみたいで。課題があれば、みんなで何が問題なのかを話し合って、それを克服していく。そういう組織としての健全な在り方を、結婚式を通じて、目の当たりにできるのが仕事のやりがいだと感じています。
川又- “チームウエディング”という言葉があるくらいですもんね。私はまだ、マネジメント職になりたてなので、結婚式のキラキラした部分に感じる魅力が強いです。これまでの人生に携わってくれた人が一堂に介して、新郎新婦様を祝福してくれるっていう。私は、日本の式場でザ ストリングス 表参道が一番素敵だと思っているので、一組でも多くのカップルに私たちの施設で結婚式を挙げてほしいです。
岡田- 「一番素敵」か、断言したね。素晴らしい!
川又- 「表参道の式場と言ったら、ザ ストリングス 表参道だよね」と言われるようにしたいです。だって、駅直結で、広い会場もあって、料理もおいしい、空間もおしゃれ。三拍子どころか四拍子も揃っているんですよ。
岡田- そうだね。管理職目線で言うと、ザ ストリングス 表参道から異動した時にこそ、「ああ、あそこで働けたことって、とても貴重な経験だったんだ」と思えるような職場にしたいと思っているよ。

みんなが「一番」と言ってくれる式場にしたい
今、ちょうど話題に出ましたが、ザ ストリングス 表参道をどんな場所にしていきたいですか?
岡田- ザ ストリングス 表参道で働いている人たちって、本当に優秀で。みんなと一緒に、数字の記録を塗り替えたいと思っています。それは経営目線だけではなくて、多くの人が幸せな時間をこの場で過ごしたことの表れでもあるので。あとは、表参道って、トレンドの発信地の一つじゃないですか。なので、時代と共に変わっていく新しい結婚式の在り方を提示していければと思っています。大きな目標にはなりますが。
川又- どうすれば、実現できると思いますか?
岡田- まずは、本部の営業推進部やマーケティングの人たちに協力してもらって、SNSなどのいろいろなツールで情報発信をして、ザ ストリングス 表参道を知ってもらうことが大切だと思う。集客の流れを変えることだよね。ほかには、まだ構想中なんだけどAIを活用してもっともっとお客様の満足度を上げる新しい手法を導入してみたい。
川又- イメージが擦り合わせできて、いいですね!
岡田- そうそう。当日、「あれ、思っていたのと違う」なんてことには絶対にならないから。今でもないけど、それをより完璧なイメージに近づけたくて。
川又- 岡田さんがそういう風に未来のイメージを共有してくれるから、みんなが同じ方向を向いているなとすごく感じますよ。日々の業務をしながら何かを変えていくって、とても大変なことだと思うんですけど、岡田さんが引っ張ってくださるので。私、ザ ストリングス 表参道にはとても思い入れがあるんです。新卒で配属されてから、ずっとここで働いてきましたし、コロナ禍の大変な時もみんなで乗り越えて。今、スタッフの間に流れている雰囲気がとてもいいので、みんなでザ ストリングス 表参道を、よりすてきな場所にしていけると思っています。
岡田- どう数字に表れるようにしていくかは、僕たちマネジメント職のミッションだね。川又さんの言う通り、日本一の式場なので、その魅力を伝えて、広めていく努力をしていかないと。夢は大きいからこそ難しいけど、難しいからこそ達成しがいがあるからね。一緒に頑張っていきましょう!
2025年4月取材
※インタビュー内容、所属、役職は取材当時のものです。
